文化を支えるのは、特別な人じゃない

 

これまで私は、

文化を支えるためには専門的な知識や

それに向き合う熱量が必要なのだと

自ら距離を置いてしまっていた


ただ、

日本の文化は美しい

と漠然とした想いを抱きながら

どこか他人事のように嗜むだけ


そもそも「文化」とは?

何度も使った言葉

今一度、辞書を引いてみた


 ぶん-か【文化】
 人間の生活様式の全体。
 …学習によって伝習されるとともに、
 相互の交流によって発展してきた。
 (デジタル大辞泉より抜粋)



何も難しいことはない

先人たちが築き上げてきたものを今、

私たちが学習し、伝習していくことが「文化を支える」ということ


ふと、こんな言葉を思い出した


 人間は二度死ぬ。
 一度目は肉体が滅んだ時。
 二度目は人々の記憶から消え去った時。—永六輔


文化にも同じことが言えるのではないだろうか



人々の中で、紡がれていく



文化は身近に溢れていて然るべきもの

できる限り近くで、
誰にとっても自国の文化だと誇れるものであってほしい

時代により形を変え、生活に馴染み

それでも本来の文化が何たるか、
それが正しく伝習されていくことへの一助になりたい


特別な知識や技術ではない

ただ文化を知り、
身近に感じること

それだけでもきっと、文化は支えられていく