身につけるものは、その人の思想を映す

 

何かを身につけるという行為は
誰もが絶えず続けていくこと

その中でなされる選択は、
自分自身が何を大切にするか
何を考え、どう在りたいかを映し出していく


着心地のよいものを選ぶ人
  過ごす時間を大切にする人

向かう場所に合った装いをする人
  他者への配慮や対話に心を配る人

好きなものを纏う人
  自分自身の世界を愛する人


日々当たり前に繰り返されるものだから
すべての人にそんな想いが積み重ねられているわけではないだろう

常に選択を余儀なくされる
選んでいるという意識がなくとも
空腹や渇きといった本能とも違う
人の価値観がそれを選ばせるのだ

ただ、選ぶ
だからこそとても尊い行為だと思う

そうして数多ある選択の中で
同じ価値観と出会ったとき
あるいは新たな美しさの在り方を知ったとき
私は心底魅了される


人は外見じゃない
なんて言葉をよく耳にするが
身につけるもの、所作、表情
内面は姿を変え、外側に形成されていく


選ぶ 身につける

自分自身を映すもの


良いと思えるものを、ひとつずつ

そしてそれを大切に

その価値観は誰かの目にもきっと美しく映るだろう